BANE Story #3

#3 '不信と崩壊'

さらに数週間がたちメンバー同士はイライラし、些細なことでトラブルが起こるようになります。
VillwrathとWolfyのCeoであるEvil SynsはAlllianceによる個人のAPI管理、Fitz Team*1によるLossに対するツッコミ等、強硬な政策を打ち出します。
俺は目先の危機管理を重視し個人の立場を無視するようなVillの方策には全く賛成できず、MugenはAlliance Opに積極的に参加しないようになり、独自色を強めていきました。
[:H150]AOSのCeo Maximus3533はこのころ交通違反をして投獄されており、CEO不在&政策に興味の薄かったAOSもまたほとんどAlliance運営に口を挟まなくなりました。


ある日、FinalのDirectorの一人がやめる際にVillwrathによるAlliance財産の横領等、暗部を公に晒しました。Allianceは大混乱に陥り、これをきっかけに数日で数百人の人がBANEを去りました。
[:H150]Villwrath派だったEvil SynsはCorpを維持できなくなり、ついにWolfyの解散を表明しました。各地を転戦してきた歴史ある強豪Wolfyの解散は味方のみならず、敵からも惜しまれました。
AOSとFinalもかなりのメンバーをCorpから失い、Villwrathの求心力は地に墜ちたのです。
我々MugenはAllianceに所属しても自分らの活動をやればいい・・・と最初から割り切っていたし、ダメージ的にも外人社員が一人抜けただけでほぼ無傷でしたが、さまざまな理由から俺は脱退を決意します。
一番の理由はやはりVillwrathへの不信。Villwrath叩きがEVE公式Forumでも横行*2し、Alliance内でもさらなる疑惑がささやかれていました。彼にはFinalを立ち上げたときにBYDIからISK等を盗んだ経歴があります。
個人的には横領は事実だったと思ってます。俺をはじめとしてVillwrath以外の各CEOの資産管理Corp*3のキャラが権限を外されていたのです。
権限がないので結局確認は出来なかったけど、不正をしてないのなら権限を外す必要はないわけです。

Mugenの脱退、三日後Wolfyの解散、AOSも脱退。BANEはFinalとPrsvrのみになりました。そのFinalも全盛期に比べ半数以下に。PrsvrはもともとActが数人のCorp。
念願のAlliance Tounamentを目前にしてB A N Eは崩壊してしまったのです。

*1:Standard Fitを作成し、Killboard等から不適当なFittingをチェックする部署。うちからもShivamousseが参加。

*2:公式フォーラムで堂々叩くあたりが日本人との国民性の差を感じるよねw

*3:Founder Corpから二名づつディレクターとして参加。